おうちで気軽に楽しめるハンドメイドの「プラバン工作」で、可愛いアクセサリーを作ってみませんか?
ダイソー(DAISOさん)で、可愛いアクセサリーが作れるキット「プラバンアクセサリーキット(ヘアピン)」を見つけたのでさっそく作ってみました!
この記事ではダイソーの「プラバンアクセサリーキット」で、アクセサリーの作り方を紹介します。
「ダイソーのプラバン」についてくわしく知りたいかたは「ダイソープラバンキュコットをつかったプラバンのつくりかたのコツ」の記事を参考にしてくださいね。
目次
ダイソーの「プラバンアクセサリーキット」とは?
ダイソーでは、いろいろな種類のアクセサリーパーツが販売されています。
ハンドメイドで、アクセサリーを作ろうとすると、いろいろな材料(パーツ)を揃えなければならないですよね。
この「プラバンアクセサリーキット」は写真のアクセサリーがつくれる材料がセットされているので、便利です!
「プラバンアクセサリーキット」は「ヘアピン」「ネックレス」「ノンホールピアス」の3種類あります。
<PR>ダイソーのネットショップで購入できます!
今回は星★★のレベル2の「ヘアピン」のつくりかたを紹介します。
ダイソー「プラバンアクセサリーキット ヘアピン」のつくりかた
ダイソー「プラバンアクセサリーキット ヘアピン」には、説明書、プラバン 10×14.8cm(1枚)、台座付きヘアピン(2本)が入っています。
用意するもの
プラバンをつくるときに必要なもの→はさみ、紙やすり、ピンセット、マスキングテープ、アルミホイル、クッキングシート、オーブントースター、手袋(プラバンの加熱の時にやけど防止のため。綿100%がオススメ)、厚みのある本など(プラバンの圧縮のため)、キッチンペーパー
プラバンに色を付ける画材→油性マジック、色鉛筆、アクリル絵の具、絵の具の筆など
プラバンの仕上げにつかうもの→UVレジン(透明)、UVランプを準備してください。※UVレジンは、プラバンの仕上げとピンを固定するときに使います。記事では、UVレジンとUVランプもダイソーの商品をつかっています!
プラバンアクセサリー(ヘアピン)のつくり方
(1)プラバンアクセサリーキットに入っているプラ板の片面にやすりがけをします。紙やすりで全体にムラがないようにかけましょう!
(2)プラバンのやすりがけした面を下にして、型紙の上に置き、マスキングテープで固定します。
(3)油性マジックで、プラバンに型紙のネコちゃんを写します。(模様や顔はあとで色を付けるので、ネコの形だけを写しています)
油性マジックはマッキーがオススメ!
プラバンにオススメのペンについての記事があるので参考にどうぞ!
(4)写した図案通りに、ハサミで切り取ります。
なるべく、線の内側を切るようにしましょう!油性ペンで書いた線はあとで消します。(線が残っても構わない方はそのままでもOKです。)
プラバンの切れ端はあとで使うので、残してくださいね!
ネコちゃんの図案が切り取れました!
<油性ペンの線が残っている場合>
油性ペンの線が残っているときは、綿棒やキッチンペーパーに「除光液」を含ませて拭き取ります。
「きのこ堂」は、油性ペンの線を消すときに”ネイルリムーバーシート”という除光液がしみ込んだシートで拭き取っています。通常のネイルカラーを落とすときにも使えるので便利です。
残った油性ペンの線がきれいに拭き取れました!
(5)プラバンに色をつけます!
プラバンのやすりがけした面に、色鉛筆で模様をかいていきます。やすりがけしたプラバンはザラザラしているので、色鉛筆でも色を塗れるようになっています。
色鉛筆の色は、プラバンを焼くと濃くなります。薄い色を出したいかたは、薄めに塗ってみましょう!
ザラザラした面に色鉛筆で色を塗ったら、今度は裏返して、油性ペンで”顔”を描きます。
プラバンのツルツルした面は油性ペンでも描きにくく、滑るので気を付けて”顔”を描いてくださいね!
(6)オーブントースターでプラバンを加熱します!
<プラバンの加熱の仕方>
予熱する→
アルミホイルをトレーに敷く→
プラバンをオーブントースターに入れる(クッキングシートの上にのせてもOK)→
プラバンのフチがめくれあがって縮みはじめる→
めくれあがったプラバンのフチが平らになり小さくなる→
手袋をしてピンセットでプラバンで取り出す(やけどに注意!)→
取り出したプラバンをすぐに厚みのあるものに挟んでプレスする(すぐにプラバンが固まるので手早くプレスしてください!)
プラバンが小さくなりました!
元の型紙と比べるとだいぶ小さく縮みました。鉛筆の色も濃くなっていますね。
プラバンの焼き方(プラバンの加熱の仕方)については、くわしく紹介している記事があります。読んでくださいね。
(7)プラバンにアクリル絵の具で色を塗ります!
プラバンの余った部分を敷き(クリアファイルでもOK)、マスキングテープを丸め、その上に加熱して小さくなったプラバンを置いて固定します。
プラバンは加熱すると厚みが出ます。写真で見ると厚さがわかりますね!
プラバンの裏面にアクリル絵の具で白色を塗っていきます。今回はリキテックスのホワイトを塗ります。
アクリル絵の具は絵の具が乾くと耐水性になります。
プラバンの汚れがある場合は絵の具を塗る前にきれいにしておきましょう!
アクリル絵の具に少し水を含ませて、混ぜてからプラバンに塗ります。
アクリル絵の具の水分が多いとプラバンに色がつかないので、様子をみながら水分量を調整してください。
アクリル絵の具をしっかりと塗りました!
しっかりと乾かしてください!(きのこ堂では約1日乾かしています)
(8)レジンでコーティングします!
ダイソーではUVレジン関連の商品も充実しています。このUVレジンをつかって、プラバンをコーティングしていきます。
UVレジンとは、UVライトを当てるだけで固まる「樹脂」です。扱いも簡単なので手軽なハンドメイドの材料として人気です。UVライトがあれば数分で固まるので初心者さんにもおすすめです。(UVレジンは紫外線=太陽光でも固まりますが時間はかかります)
ダイソーさんでは何と300円(税抜き)でUVライトが買えるんです。
<PR>ダイソーのUV&LEDレジンライト
UVレジンをつまようじで薄くプラバンにのばします。この時に気泡が入らないようにします。
UVレジンを塗ったプラバンを、UVライトに当てて、硬化させます!(約5分)
裏面のUVレジンが硬化したら、今度は表面にUVレジンを塗ります。
表面はぷっくりさせたいので、UVレジンを重ね塗りしていきます。
UVレジンを塗って、UVライトを当てて硬化させます。
UVレジンが硬化したら、またUVレジンを塗って、UVライトを当てて硬化・・・と繰り返します。
今回は表面は3回ほど重ね塗りしてみました。裏面は1回だけUVレジンを塗っています。
UVレジンの量が多いと固まらないことがあります。薄く塗ってUVライトに当てて硬化させ、重ね塗りすることで、しっかりと硬化し、コーティングすることができます。
<UVレジンのべたつきが気になるとき&ツヤツヤ感がもっと欲しい時>
UVレジンの種類にも寄るのですが、硬化してもべたつきが残る場合があります。これは固まらなかった部分があるのかもしれません。そんな時はネイルの仕上げにつかう「トップコート」を塗ることで、ツヤツヤにコーティングすることができます。ぜひ試してみてください。
ダイソーはネイル用品も充実しています!トップコートもダイソーのネイルコーナーで購入してきたものです。トップコートは匂いがするので、換気をしながら塗ってくださいね
プラバンにトップコートを仕上げに塗って、乾かします。
(9)アクセサリーパーツ(ヘアピン)を貼り付けます!
マスキングテープでプラバンとヘアピンを固定します。プラバンの裏側にUVレジン液を塗り、ヘアピンを置きます。
しっかりとプラバンとヘアピンを固定し、UVライトに当てて、UVレジンを硬化させます。
ダイソープラバンアクセサリーキット(ヘアピン)の完成!!!
プラバンキットでつくったネコさんのヘアピンが完成しました。絵の具を乾かしたりするのに時間がかかりますが、作業自体は切ったり、画材を塗ったりなど簡単な作業なので、楽しいですよ!
UVレジン液を重ね塗りしたので、ネコさんの顔がぷっくりと仕上がっています!
ヘアピンのつける方向はあえて見本と逆にしてみました。
100円商品で、こんなかわいいアクセサリーがつくれるなんてすごいですね!
買い足した材料は「UVレジン」「トップコート」「除光液」ぐらいです。
300円商品のUV&LEDレジンライトは、問題なく使えますので、通常の商品よりかなりお得感があるのでオススメです!
「UVレジン」について比較記事がありますので参考にしてくださいね。
まとめ
ダイソーのプラバンアクセサリーキット(ヘアピン)を実際につくって、レポートしてみましたがいかがだったでしょうか?
きのこ堂ではプラバン工作を楽しむための記事を書いています。
ダイソーの商品をつかってプラバン工作のコツなどを紹介していますので、ぜひ皆さまの制作活動の参考にしてみてくださいね。
写真で使っているのは細かい目の紙やすりです。個人的好みで極細目のものをつかっているのですが、通常は中目~細目(#120~#400)の紙やすりでOKです。