きのこ堂店主が今までほった「消しゴムはんこ」作品を紹介しながら、著作権についての筆者の考えを描きたいと思います。
なお、「消しゴムはんこ」は初期の作品なので雑なところがあったりするのはご了承ください。
目次
レトロな旧車の消しゴムはんこの紹介
きのこ堂では以前は不定期で消しゴムはんこ教室をしながらブログで作品を紹介していました。その時の作品を紹介します。
① まとめサイトで紹介された作品です。今でもこの作品が載っているブログのページはアクセスがあったりします。一応・・・スバル360です。
② これも有名な車!
③ 名車Z
④ 一番好きな車!スカイライン
⑤ Z32
以上、10年ほど前に制作した作品でした。
消しゴムはんこと著作権
(著作権のおはなし)
「消しゴムはんこ」はトレーシングペーパーで写し取るという作業があります。
本などから絵柄をとってきて、ほかの人が描いたイラストをハンコにして、売ったりする行為は著作権侵害にあたるケースがあります。
個人的に楽しむのは問題ありません。商用利用したいときはそのデザインを描いた人に確認作業をしましょう。
10年ほど前に旧車のイラストを描き、「消しゴムはんこ」に彫ったことがあります。(記事上の画像の消しゴムはんこです。)ヘタですが、旧車を消しゴムはんこでどうやって表現しようか?と試行錯誤しながら制作した作品です。
趣味で作ったものですので、このデザインを使用したものをイベントで売ったこともありませんし、消しゴムはんこ教室で披露したぐらいでしたが、ブログにのせたことがありました。
ブログに画像を載せたことによって、反響があり、著作権のことなどを含め、商用利用の話がありました。つまり、自分のお店で使いたいと。ちょっと待ってください。旧車といってもいまだに走っている車もありますし、車関連の肖像権・著作権などいろいろな権利は車会社が持っているはずです。個人的に使用するのとお店で使うのでは意味が違います。
まとめサイトに紹介されたことによって反響があったのはよかったのですが(まとめサイトで紹介してくれた執筆者にも連絡を取りましたが、返事がありませんでした。)、ややこしくなるとまずいなぁと思い、思い切って車会社さんに連絡してみました。個人的に趣味で描いた作品ですという趣旨のことを書きました。車会社さんからも連絡が来て、商用利用は可能ですとのことでした。ただ、当時はあまり例がなかったようで、とても丁寧なお返事をいただいた思い出があります。
現在はレトロブームもあって、旧車に限らず、昔のデザインや昔の映画のデザインがグッズや服などに登場していますが、きちんと手順を踏んで、売るということは大事なことだなと思いました。
文字入りハンコ作品の紹介
ちょっと難しい話をしましたが、「きのこ堂」はすべて自分でデザインしてイラストを描き、消しゴムハンコに彫っています。
「きのこ堂」名義でイベントに出ていたので、マスコットキャラを作ろうと思い、”きのこくん”を描きました。ほかには”まねきのこ”や”くらげくん”などゆるキャラ的な感じのキャラが何個もあります。
きのこくんのイラストはいろんな作品に登場していました。
「Save your data」 きのこ堂のマスコットキャラ的なきのこくん(仮)がフロッピーディスクを持っている作品です。
フロッピーディスクを持っているところがマニアな方にうけました。
サイズは3.5センチ×3.5センチくらいなので、文字数が多くなると図案に入れるのはバランスなどが大変になってきます。
彫った後は押しやすいように木の持ち手を付けています。
「OKはんこ」
「OK」 せんせいスタンプ
せんせいスタンプはサイズが小さいので苦労しました。
きのこくんがメガネをして、先生風になっています。
当時、オーダーで注文を受けたのは「OK」や「みました」のオーダーはんこでした。
おこさんの連絡帳などに使う方が多いようでした。
これは3センチ×3センチくらいです。
「OK」など2文字くらいでしたら、初心者さんでも文字を彫れると思います。少ない文字数から練習していくと、最初難しいと思った文字でも彫れるようになってきます。また、文字とイラストを分けて彫るのもいいと思います。おすときに組み合わせればいいのです。難しく考えずに、文字もチャレンジして彫ってみくださいね!
きのこ堂では「消しゴムはんこ」についての記事を書いています。
作り方や道具のこと、インクのことなどくわしくかいていますので興味のある方は読んでみてください。