【ほるナビで解説】2層カラーの”ほるナビ”で作る!消しゴムはんこのつくりかたのコツ

消しゴムはんこは気軽にできるクラフトです。

2層カラーの「ほるナビ」(株式会社SEED)を使った「消しゴムはんこのつくりかたのコツ」を画像と動画をつかって解説します。

「きのこ堂」は以前”消しゴムはんこ教室”をしていた経験を生かして「消しゴムはんこ」に興味のある方向けへの記事を書いています。

「消しゴムはんこ」とは?

「消しゴムはんこ」とは専用の消しゴムはんこをカッターや彫刻刀で図案を彫ってオリジナルのはんこをつくるクラフトです。

今回は、消しゴムはんこ専用の2層構造の「ほるナビ」(株式会社SEED)をつかって、消しゴムはんこの作りかたを紹介します。

ほるナビ(株式会社SEED)は、いろいろな種類とサイズがあるので用途に合わせて選んでくださいね。

今回つかう「ほるナビ」は 148 × 100 mm (ハガキサイズ)A6

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「ほるナビ」はスタンプ用に開発された、初心者でも彫りやすい硬さのけしごむです。

2層構造のダブルカラーになっているので、彫ったところが色の違いでわかるので、失敗が少なくおすすめの商品です。

「ほるナビ」には硬めタイプもあります。こちらはカラーが違います。

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けしごむの硬さは好みです。「ほるナビ」は消しゴムはんこ用に開発されたものですので、どのタイプでも彫りやすいです。

「ほるナビ」を使う消しゴムハンコのつくりかた

消しゴムはんこをつくるのに特別な道具は必要ありません。

文房具屋さんで手に入る道具と材料です。

<準備するもの>

「ほるナビ」(消しゴムスタンプ用けしごむ)、鉛筆(シャープペンシル)、カッター、デザインカッター(デザインナイフ)、図案の下絵、インク

「ほるナビ」について

「ほるナビ」にはトレーシングペーパーと図案用紙がついています。

トレーシングペーパーは消しゴムはんこを作るときに必ず必要なものです。

トレーシングペーパーは予備も準備しておくと便利です。

図案用紙は、彫るところが少ない図案も彫るところが多い図案も印刷されています。自分のレベルに合わせて彫ってみましょう。

初心者さんは最初は付録の図案用紙の好きな図案を写し取って消しゴムはんこにチャレンジするのもオススメです!消しゴムはんこの図案集もあるので好みの図案集を探してみてください。

「きのこ堂」は自分で描いたイラストで消しゴムはんこを彫っていきます。

今回使うイラストは「ダイソーのイラストマーカー色比較」で描いてみた「ロボきのこ」を図案にしていきます。

きのこ

「きのこ堂」では、ダイソーのイラストマーカーをつかってイラストを描いています。イラストマーカーの色の参考にどうぞ。

①トレーシングペーパーを図案に重ねて、鉛筆もしくはシャープペンシルでなぞります。

トレーシングペーパーを図案に重ね、鉛筆もしくはシャープペンシルで図案をなぞります。

鉛筆はHBが書きやすくておススメです。

トレーシングペーパーに写しとりました!

図案は彫るところを残すところがわかるように残す部分に斜線を入れています。線の太さもわかるように写すようにしましょう。

②トレーシングペーパーを裏返し、図案が「ほるナビ」の黄色い面につくようにかぶせ、ツメなどでこすって転写します。

トレーシングペーパーの鉛筆の線がある面を消しゴムはんこにかぶせます。こうすることで鉛筆の粉が消しゴムにのります。

鉛筆の線を消しゴムはんこにしっかりと写すためにツメなどでこすります。

鉛筆の線が写りました!

③消しゴムハンコに写した図案を切り出します。

「ほるナビ」に写った部分を切り出します。

図案より少し大きめに切り出すのがポイントです。

切り出すカッターは一般的なカッターでOKです。

きのこ

「きのこ堂」では、切り出しの時はオルファの細工カッターを使っています。細工カッターは刃が30度のもので、消しゴムはんこを切り出したり、面取り(消しゴムの角を落とす作業のこと)の時に使いやすいので気に入っています。

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きれいに図案の部分の消しゴムはんこを切り出すことができました!

余分な角を落とします。(押すときに角がないほうが押しやすいので角を落としていますが、このままでも構いません。好みでOKです。)

④デザインカッターでV字の溝をつくるように彫っていきます。

「きのこ堂」ではデザインカッターをつかって、V字の溝を彫っていく方法で、消しゴムはんこを制作しています。

通常のカッター1本で消しゴムはんこを彫る作家さんもいますし、彫刻刀など使う作家さんもいます。

お子さんがデザインカッターを使うのは難しいので、安全装置がついた彫刻刀をオススメしています。

デザインカッターの使い方に慣れると細かい図案などを彫るときに便利なので、個人的には大人の方にはデザインカッターで彫る練習をすることをおススメします。

きのこ

デザインカッターは刃がむき出しになっているのでケガをしないように注意して作業を進めましょう!

まずは外側に刃を向けて切込みを入れます。

反対側から切込みを入れます。(V字の溝の彫り方は動画だとわかりやすいです。)

V字の溝ができて図案が浮かび上がりました。

白い部分は削ってあるので、インクが付かないところです。

中の細かい部分を削っていきます。

消しゴムはんこを回しながら削っていくとやりやすいです。

細かい部分は彫刻刀でシュッと削るときもあります。ご自分のやりやすい方法で削ってください。

きのこ

「きのこ堂」が使っている彫刻刀は消しゴムはんこ用の彫刻刀です。三角刀は細かい線を削るときに、丸刀は大きい部分を削るときに使います。持っていると便利です。

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図案が彫れたら、外側の余分な部分を切り落とします。

2層カラーの「ほるナビ」は黄色いところを切り落とせばインクが付くことはないので、カッターや彫刻刀で外側の部分を削り取りましょう。

「きのこ堂」では、カッターでスライスするように切り落としています。

図案が浮き上がってきました。

横側から見るとこんな感じです。残す線を間違って削らないように気を付けましょう!

⑤彫った消しゴムはんこを掃除します!

彫り終わったばかりの消しゴムはんこには「消しゴムのカス」や「鉛筆の線の跡」が残っています。

きれいに消しゴムはんこを掃除しましょう!

ウェットテッシュで削りカスを落とし、鉛筆の線をクリーナーで落としましょう。

きのこ

スタンプクリーナーは下絵の鉛筆の線を消すだけでなく、インクの色変えをしたりするときに便利です。写真のクリーナーはステイズオン用のクリーナーです。

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クリーナーで優しく掃除してくださいね。

きれいに掃除できました!

⑥彫った消しゴムはんこを実際に押しましょう!

消しゴムはんこを押していきます!

インクは「バーサクラフト こまけいこセレクション あまぐも」を使います。

きのこ

インクについて 消しゴムはんこはインクを変えて楽しめます。インクは用途に合わせて使い分けることをおススメします。

インクを説明している記事を参考にしてくださいね!

インクはポンポンとまんべんなく付けていきます。

消しゴムはんこにインクを付けました。

バーサクラフトは紙、布、木に押せます。

しっかりと押さえて、ハンコを押します。

きれいに押せました!!!

完成!!!

何個も押すと可愛いですね!!!

⑦完成!!!

「ほるナビ」で作った消しゴムはんこが完成しました!

「ほるナビ」で制作した消しゴムはんこでシールをつくる記事もあります。小さいタイプの「消しゴムはんこ」を制作しています。文字を彫るコツなども説明しています。

まとめ

「ほるナビ」で消しゴムはんこの作りかたを説明しましたがいかがだったでしょうか?

わかりにくいところは動画で説明していますのでぜひ動画もご視聴ください。

「ほるナビ」以外の消しゴムはんこをつかって「消しゴムはんこ」を制作している記事もあります。ぜひ、読んでくださいね。

「消しゴムはんこにつかうオススメの道具」についての記事

けしごむはんこのどうぐ

「消しゴムはんこ」についての質問などありました、お気軽にコメント欄にどうぞ。

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きのこ堂では工作や手芸などの記事を書いています。

みなさまの制作活動のお役に立てればうれしいです!

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ABOUT US
kinokodou
ハンドメイド作家「きのこ堂」です。 元教師&元放課後児童クラブ支援員(学童保育勤務)経験を生かして、プラバン、工作、手芸の記事を書いています。 消しゴムはんこ教室をしたり、ハンドメイドイベントに参加していました。(現在イベント参加は未定です。) ツイッターは毎日更新中。X(旧Twitter)→@redfire5050 イラスト、ドット絵は自分で描いています(無断転載禁止)。 連絡などはサイトのお問い合わせからお願いします。 きのこ堂店主