「消しゴムはんこ」でオリジナルの図案を考えるときのポイントを紹介します。
きのこ堂のオリジナルキャラ「コーヒーくん」を使って紹介します。
目次
消しゴムハンコの図案の作り方。
消しゴムはんこをつくるときに「オリジナル」というのは重要だと思っています。いろんな作家さんがいますので絵柄の好みもありますよね。
「きのこ堂」はシンプルで彫りやすいデザインにすることを心がけています。
例えば、ドット絵は消しゴムはんこの図案を考えるときにとても参考になると思います。
図案を考えるときのポイント
① 線はなるべく少なくする。
② 色はなるべく少なくする。
③ こどもからおとなまでわかりやすいデザインにする
「きのこ堂」が消しゴムはんこを制作するときに考えているポイントです。さまざまな考えがあってかまわないと思います。「きのこ堂」では、ゆるーく気軽にけしごむはんこを楽しむというコンセプトで消しゴムハンコのデザインを考えています。アート的な路線はまったく考えてないのでご理解をお願いします。
消しゴムはんこの下絵を描きます。
スケッチブックなどに鉛筆で下書きをします。
今回は「はんけしくん」のハードタイプをつかって制作します。
「はんけしくん」がハガキ2分の一サイズ(74×50×11mmの2枚入り)なので、下絵の大きさもこのサイズにあわせて描いてみました。
<PR>「はんけしくん」
消しゴムハンコを彫ります
「はんけしくん」にトレーシングペーパーで写したイラストをうつします。
今回は「コーヒーカップ」と「コーヒー豆」「COFFEE」の字を彫ってみます。
それぞれを別々に彫るので3つにカットします。
文字は難しく感じるかもしれませんが、すこしずつ彫っていけば大丈夫です。
消しゴムハンコの文字の周りの余分なところを削り落として、文字の間を削り、文字の中を削る・・・という風に外側→内側という風に彫っていくとやりやすいと思います。
3つのパーツを彫ったところです。あまり印面がキレイではありませんが・・・(最近、彫ってなかったので面がガタガタです。。。)
インクを押すときに押しやすいように、少し余分なところを残して彫っています。
インクを付ける前に、彫った「消しゴムはんこ」の掃除をしてください。
彫ったカスなどが残っている場合があります。鉛筆の線が残っているのも気になると思います。
消しゴムはんこのそうじですが、「きのこ堂」ではクレンジングオイルを使う時が多いです。化粧品を落とすときに使うものですね。コットンなどにオイルを含ませて、やさしくふいてください。そのあとに水で流し、中性洗剤などで洗うと油分もきれいに取れますし、よごれも、鉛筆の線もきれいに落ちます。
※ほかにも「消しゴムはんこ」のそうじの方法があります。「きのこ堂」ではこのようにして掃除していますという例です。
きのこ堂では消しゴムはんこのくわしい作り方の記事を書いています。
消しゴムはんこ「コーヒーくん」の完成!
消しゴムハンコ「コーヒーくん」が完成しました。
出来上がったのでさっそくインクを付けて押します!
インクはバーサクラフト「そらまめ」の”きがらちゃ”です。小さい図案だと「そらまめ」シリーズはとても便利です。
スケッチブックに押してみました。線がガタガタですが、味があっていいので、完成としましょう!(ほりのこしにインクが付いていますが・・・このまま残してレトロっぽさをだしてもいいかと。。。)
「消しゴムはんこ」を押す紙質でも雰囲気は変わってきます。
茶色のインクで茶色の封筒に押したりするのも雰囲気が出ていいと思いますよ。
「きのこ堂」は味がある消しゴムハンコを作りたいと思っていますので、「コーヒーくん」の出来栄えには満足でした。
まとめ
みなさん、うまいヘタを気にせず、消しゴムハンコの制作を楽しんでください!
参考までにアート志向で制作した作品もあります。
消しゴムハンコの表現方法はさまざまあります。
個性を生かして作品をつくることを楽しんでくださいね!
きのこ堂では「消しゴムはんこ」についての記事を書いています。
作品制作の参考にしていただければうれしいです!