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【オススメ手芸】初心者でもかんたん!ビーズ刺繍のブローチのつくりかたの基本とコツ

ビーズ刺繍とは、ビーズ針でビーズやスパンコールなどを縫い付け、刺繍していく手芸のことです。

ビーズなどを一粒一粒刺していく「一粒刺し」や、何個もビーズを指していく「連続刺し」など様々な技法があります。

ビーズ作品をみると「難しそう・・・」と思うかもしれませんが、ビーズがたくさん並んだブローチは、キラキラして素敵ですよ!

ビーズ刺繍は、基本的に「縫う作業」ですので、難しいテクニックなども必要ありません。

また、ビーズ刺繍で使うのは、お手軽に揃えられる材料で、特別な道具も必要ありません。

あまり手芸をしたことがない方、手芸初心者さんにもオススメの手芸です。

ビーズ刺繍とは?

ビーズ刺繍とは、針でビーズやスパンコールなどを縫い付け、刺繍していく手芸のことです。

文字通りビーズを刺繍するので、ビーズのキラキラが可愛い素敵な作品を作ることができます。スパンコールと組み合わせるとさらにキラキラ感が増し、おしゃれな作品になります。

ビーズ刺繍は、アイデア次第で「可愛い」作品も「エレガント」な作品もできます。

ビーズ刺繍は、ビーズの配色を変えたり、ビーズの種類を変えたりして、アレンジを楽しむこともできます。

ビーズ刺繍で使う道具は、特別なものや専用の道具はありません。

必要なものは、ビースとビーズ針、糸、フェルトです。※針は「ビーズ針」でなくても、ビーズが通る針なら縫えますが、ビーズ針だと作業がしやすいです。

手軽に始められる「ビーズ刺繍」をやってみませんか?

この記事では、「きのこ堂」が簡単な「ビーズ刺繍の基本」を紹介します。

ビーズ刺繍には特に決まりごとはありません。自由にビーズ刺繍を楽しんでくださいね。

きのこ堂店主

この記事では手軽に楽しめる”ビーズ刺繍の基本”を紹介しますが、ビーズ刺繍作家さんたちは独自の方法で素敵なビーズ刺繍の作品をつくっていらっしゃいます。自分のやりやすい方法でビーズ刺繍を楽しんでいただけたら幸いです。

写真はPandora Houseさんのビーズ刺繍のレシピを参考にアレンジした作品です。

ビーズ刺繍のフルーツのブローチ、キラキラして素敵です!

Pandora House さんのビーズ刺繍のレシピはこちらへ→フルーツ刺しゅうブローチ りんごの手作りレシピ・無料型紙 | 手芸用品のパンドラハウス (pandorahouse.net)

ビーズ刺繍ブローチのつくりかたの基本

ビーズ刺繍ブローチのつくりかたの基本をかんたんに説明します。

(1)型紙をつくり、フェルトに描きうつします。

今回は「おにぎりくん」のブローチをつくりながら解説していきます。

おにぎりくん

「おにぎりくん」は”きのこ堂”が描いたキャラで、ほかの記事でも登場します。プラバン工作などでもよく作ります。

おにぎりくんの型紙は、トレーシングペーパーでつくっています。通常の紙でも構いません。

ペンはチャコペンシルなどでOKです。写真では「自然に消えるしるし付けペン」で線を描いています。ビーズを縫う位置がわかればいいので、にじまないペンなら大丈夫です。

型紙を写したら、切り取ります。

※最初にフェルトを切らないでビーズ刺繍をしてから切り取る方法もあります。どちらでも構いません。作業しやすい方法を選んでください。

(2)ビーズを刺繍していきます!

きのこ堂ではビーズステッチ用のビーズ針と、ビーズステッチ用の糸を使っています。

糸はだいたい80cmくらい切って、2本取りにして玉結びします。

きのこ堂店主

ビーズというと「テグス」のイメージですが、テグスだと硬くて縫いにくいのでオススメできません。

フェルトから針を出し、ビーズを2粒通します。

今回使用するビーズは「TOHO シードビーズ小 白41 黒49」です。

ビーズを2粒通して縫い付けたら、1粒目と2粒目の間から針を出します。

2粒目だけに針を通します。

さらに2粒通します。これを繰り返します。(連続刺し)

外側をぐるっと1周、ビーズを縫いました。

顔とおなかの海苔の部分を先に刺繍します。

顔の部分は「TOHO 一分丈 黒49」を使っています。竹ビーズは長さがいろいろあるので組み合わせると面白い表現ができます。

顔などを刺繍したら、外側から内側に白いビーズを埋めていきます。

TOHOビーズは「白」色でも、いろいろ種類があります。好みのビーズを選びましょう。

白いビーズが3段ほど刺繍できました。

糸が足りなくなったら、玉留めをして、新しい糸に付け替えてビーズ刺繍を続けましょう。

白いビーズが4段刺繍できました。顔のあたりは一粒ずつ刺繍していきながらバランスをみて、ビーズを縫っていきましょう。

ビーズ刺繍のおにぎりくんが完成しました!!!!

裏側はこんな感じです。今回はわかりやすいようにグレーの糸で塗っています。できればフェルトの色に合わせた目立たない色の糸を選んでくださいね。

裏側はあまり気にする必要はないです。ブローチにするために裏側にはフェルトと合皮を貼るので、見えなくなりますよ!

裏にフェルトを貼ります。型紙より少し気持ち小さめに切ってください。

手芸用ボンドでフェルトを貼ります。

ボンドを乾かしてくださいね。

さらに、見栄えをよくするために合皮を貼ります。キラキラの合皮を選んでみました。

裏側に型紙をのせて切り取ります。

合皮はあまり厚手のものだと張り合わせしにくいので、薄手のものをおすすめします。

合皮にはブローチピンを縫い付けます。造花ピンとも言いますね!お好みの金具でOKです。

手芸用ボンドで合皮を貼り付けます。心配なかたは、ボンドで貼り付けた後にまわりを縫ってくださいね。

上はボンドで貼ったパターンの裏側。下は、ボンドで貼った後に縫ったパターンです。

同じ型紙でつくったビーズ刺繍ブローチですが、出来上がりには差があります。これもビーズ刺繍の面白いところです。

左上のおにぎりくんはグレーのビーズで縁取りをしてみました。縁取りするのもオススメです!

ビーズ刺繍の楽しみ方(まとめ)

「ビーズ刺繍ブローチの基本のつくりかた」はいかがだったでしょうか?

今回はあえて「白」と「黒」というシンプルな色の組み合わせで、ブローチを作ってみましたが、ビーズはたくさん色があり、種類があります。

ビーズの組み合わせで素敵な作品をつくってくださいね!

「ビーズ刺繍ブローチのつくりかたの基本」動画

ビーズ刺繍ブローチのつくりかたをわかりやすいように動画にしてみました。ぜひ参考にしてくださいね。

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きのこ堂では手芸や工作の簡単な作り方の紹介をしています。

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